時間と音楽

AYNIW TEPOの1st EP『FLOWERS』をApple Musicで配信開始しました。

このサブスクリプションというサービスの仕組みについては説明し始めると超長文になるので省きますが、ざっくり言うと僕ら規模のバンドは今のところ全く儲かりません。ただ便利で自分も使っているし、音楽については多種多様であることを肯定したいのでバンドでもこういうスタイルを取っています。最近の人はCDを買わないとかレコードを買わないとか時代が変わったとか色々言う人もいますが、分かっていることはCDもレコードもテープもサブスクリプションもバンドキャンプもクラウドファウンディングも良いんです。不便なものも、便利なものもそれはそれで良いもんです。

音楽はどういうツールを使うにしても必ず聴くのに時間が必要です。

データを素早く読み込んで感動するなんてことはできないので、どれだけ大量のCDやレコードや情報を持っていてもそれを聴く時間と機材や場所がなければ何の意味も無いんです。

今日は何が言いたいかというと、

とにかく売ったり買ったりすることも大事ですが、その後に音楽を手に入れた人が場所と時間と機材を使ってどう楽しめるのかが大事だと今思うのです。

例えばレコードが回っているのを観なければ興味はわかなかったし、バンドが演奏するのを観なければバンドを始めようと思わなかった様に

その環境が自然と増えれば良いですね。音楽に触れる時間も場所も自然と増えれば。そういうことにアイデア出して生きたいなと思います。あとお金にも替えたいと思います。

次の3/7のAYNIW TEPOのライブでもDJ志願してやらせてもらうことになったので家からレコード持って行きます。ライブもレコードも良いんです。

レコードを聴きながらベッドに横になり、針が上がれば携帯からBluetooth飛ばしてBrian EnoのAmbient1かAmbient2かReflectionかLUX、たまにBibioのPHANTOM BRICKWORKSを聴きながら寝る。こういう毎日です。

今日は出島の自宅にある港の側にある ”出島朝市”という刺身が美味い名店が2月で閉店するってことで行って来ました。友達が来ると必ず連れて行ってた店でした。朝10時から刺身が食べられて呑める店はここだけだったので寂しいです。