AYNIW TEPO Bass 堀 一也の記憶ブログ

AYNIW TEPOのベース堀 一也によるBlog日記

きのうのこと

昨日はAYNIW TEPOのライブでした。

 

出発前に転換DJ用のレコードを選んで出発。

毎度の事だが120枚くらい持って行くだけでかなり重い。20kgくらいあるかも。

 

昨今のDJ達はメモリスティック一つ持って移動、プレイすると聞くが、そうであればある程自分はレコードを持って行こうと思う。

 

お金を払って会場にいるお客さんに対して自分が聞かせる音楽は、自分の足を使って探して触れて迷って手に入れた物だったり、大切な人からの贈り物だったり、思い入れのある物でありたいと思うのです。

大層なことを言ってますが、その方が自分がまず楽しいというのがあります。良い悪いの話ではなく自分のスタイルの話。

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きのうの風景 photo by Misato

 

昨日も選曲が好きですと1人声をかけてくれたのでそれだけでやった甲斐があったなと思いました。

DJ気軽に誘って下さい。練習しておきます。

名前はDJ 進歩と調和。名前の由来についてはまたいつか。

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昨日はドイツから来たHolotropがアンビエントのアーティストということで、出演者達は皆ライブ中のMCでもアンビエントとドイツについて触れていた。普段こういう音が集まったブッキングがあまりないので皆の思い入れを聴けて俺は嬉しかった。

こういう音楽で近い趣味の人が集まる事は少ないので酸素がいっぱい吸えた様な気分になった。

 EDMでもヒップホップでもダブステップでもテクノでもないまた新しいアンビエントやエレクトロ音楽の息吹を感じると皆に話した。俺の戯言かもしれないが。

 

アンビエントを一言で説明するならBrian Eno。彼が作った音楽の定義。この世で最も短いアンビエント音楽は皆聴いた事があるWindows95の起動音でしょう。

 近々Brian EnoKevin Shieldsが一緒に作った作品が出るらしい。嬉しいニュースです。

 

話がまたそれたがHolotropはダークなアンビエント、ノイズ。申し分ない音質で、MCでも言ったが、チープな形容でマジで怒られるかもしれないがブレードランナー2049のスクリーンの中にいる様だった。

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AYNIW TEPOのライブはハコのサウンドエンジニアさんとの相性も良く、良い内容になったと思う。皆が楽しんでくれている様子が嬉しかった。

今ライブでは制作中のアルバムの曲をメインでやっています。ライブで少しずつ熟成する部分もあるのでそれも楽しんで貰えたらと思う。

 

最近は制作に没頭していたので、久しぶりのライブで何かを確認できた様に思った。アンコールまで終わった後、DJの疲れもあり少し楽屋から出られなかった。

 

やることやってその分反応がある日はラッキーな日だ。磨き続けていればまた訪れる。

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(滝本晴雄氏の写真を拝借) 

 

ハコで呑んで、共演者達と話した後、来てくれていたCARD清水やacd.メグ達と皆でつるとんたんでうどん食べて帰宅し就寝。