レコード探訪〜日本橋の旅〜
Spring has come.
春の訪れを味わう暇もなく、
連日のスタジオワーク唯一の合間に大阪は日本橋、中古レコード屋巡りをして来ました。
今回はジャズをメインに狙いを定めて安めの箱(¥300〜¥1000くらい)から名盤を掘り出したい、ということで先日もここで紹介した田川さんに同行して頂きオススメのお店を回りました。
ただジャズに関してははっきり言って視聴なしでどうピックアップしてよいか全く自分の知識では検討がつかない。
田川さんは参加メンバーとリリース年代、ジャケットデザイン等で音がおおよそ分かるとの事で完全に頼りにした。
1軒目はMINT Record2号館。
(画像はお借りしました)
ここはセールの箱をチェック。
あまり目ぼしい物がなく、最近興味が湧いている落語のレコードで気になった3枚を購入。
続いて、次の目的地に向かう途中にあった
まんが倉庫にっぽんばし道楽店へ。
ここは¥100のセール箱から新品のクラブ、ヒップホップの盤まで扱う意外に豊富な品揃え。しかし欲しいと思う価格帯の中古レコードは無さそうな感じ。それなりの値段のする盤を置いている感じ。
ただ、欲しくて探していたPeaking LightsのLittle Flowerというシングル盤とTheo ParrishのFoot Workのシングル盤が新品で売っていたので購入。俺の印象ではクラブ物が強い店だと感じた。
日本橋の層の厚さを少しずつ実感しながら次はDisk JJに移動。
ここは3階まであって1階がCD、2階がセール専門フロア、3階がある程度安いものからレア盤まで集めたフロアという感じ。
まず2階のセールフロアにて、NHK大河ドラマ25周年記念盤(主題曲を集めたもの)、未知との遭遇サントラ盤、喜多郎のシルクロードを激安で購入。
2階には目ぼしいジャズ盤・ソウル盤がなさそうだったので3階へ。
3階に入ると田川さんがもう既に何枚か良さそうなジャズ盤をピックアップしてくれていた。
試聴するとどれも好みの音、且つ安かったので4枚ほど購入。彼の目利きは恐ろしいセンスだった。
自分でもワールドミュージックコーナーからピックしたトリニダード・トバコのスティールパンバンドを購入。
ここである程度満足感はあったが、MINT Recordの本店へ。
ここも優良店だった。
ジャズ盤はピアノやサックス、トランペットというようにパートでコーナーが分かれていた。
分かりやすい。
ソウルでコーラスものが欲しいと言っていた俺の為に田川さんがフィリーソウルの盤を数枚ピックアップしてくれたのでそのうち2枚購入。
割引券など使えてかなり安く済んだ。
収穫の多い一日、束の間の現実逃避だった。
どうやら音楽は無限に存在するようだ。