AYNIW TEPO Bass 堀 一也の記憶ブログ

AYNIW TEPOのベース堀 一也によるBlog日記

レコーディング最終日

今日で5日目。

 

歌2曲残すのみだったが、レコーディング1週間前にできた曲となんとなく手こずりそうで後回しになっていた曲の録音だったので、自分が歌うワケでもないが少し朝から緊張していた。

 

コンビニでリポDを買って飲む。

自分が歌うワケではないが。

 

最初に近々でできたばかりの曲の歌入れ。

これがスムーズに良い歌が録れて早めにオーケーが出て終了。

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美里がかなり練習していたのもあるし、たぶん調子も良かったのだろう。

このままノリに乗って行けそうな予感はしたが口には出さず慎重に。

 

主線になる歌の録音は曲のイメージやカラーに大きく関わってくるので、プロデューサー的役割を担っている自分としては立ち会って口を出したりする。

 

それにかぶせるコーラスパート録音については主線の雰囲気に寄せる力がともえと美里には余裕であるし、細かい音程のジャッジについても俺より耳が二人とも良いので完全に任せている。

 

ともえがコーラスを録音している間、俺は借りていたベースのヘッドアンプを五味岳久に返却する為、THROAT RECORDSへ。

 

コーヒーを淹れてくれたのでレコーディングの状況や近況、最近ハマっている音楽等の話を少し。レコードストアデイにリリースされた作品で気になった2枚を購入し、お土産のカステラを渡しMORGへ戻る。

 

戻るとともえのコーラス録音も終わっていた。

 

残り1曲。

なんとなくコンビニに行ってノーシュガーのレッドブルを買って飲んだ。歌わないが。

 

美里の調子がやはり良く、イメージの打ち合わせをした後歌った感じが既に良い感じだったので、数回歌ってオッケーが出て終了。

 

嬉しかったがそれよりほっとした。

プレッシャーに打ち勝った美里は嬉しそうだった。

 

時刻は丁度17時になり、もはや最も楽しみになっている弁当の時間。

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最終日は蓋にメッセージが付いていた。

小麦アレルギーがあると分かったアシスタントのトミーの弁当も翌日からはしっかり別メニューにしてくれていた。

粋な弟だ。

 

食後はともえのコーラス録音。

コーラスの量が一番多い曲だったので少し疲れた様子だったが良い感じ。

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完了してともえのパートの仕上がり確認をしている最中、新しいコーラスパートを思い付いて急遽お願いした。

 

ともえはしっかり練習して準備しておきたいタイプなので急なフリに少しとまどっていたが、

終わった感から切り替えて鍵盤で音を拾ってサクッとやってくれた。

 

最後に男3人組の一言かけ声の様なパートを残していたのでそれを皆で笑いながら撮影しながら録音して終了。

 

 

初日の記憶がもうない。

これが日記の意味か。

長かったのか短かったのか、集中していた気はする。充実した、良い時間だった。

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音楽は聴くのも作るのも携わるのも味わい深い。

マクドナルドのポテトの様に大量に作られ消費され棄てられるものではないと願いたい。

 

このアルバムは今からミックス作業に入るので発表まで少し時間がかかるが、

個人的には表現したかった事はやれた気がする。

 

必ず買って、大切に聴いて欲しい。

難解だと言われることもあるが、すぐに呑み込まずしっかり噛んで欲しい。

 

 

と、書き終わったところで関西空港に着いた。

10日間くらい奈良に居たのでまた10日間くらい長崎に戻る。

 

 

次は5/13に東京吉祥寺WARPでライブ。

AYNIW TEPOに会いに、音楽を聴きに来て下さい。

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打ち上げはメンバーで鳥貴族へ。

そしてギターの要の誕生日でもあったので喜びもひとしお。