AYNIW TEPO Bass 堀 一也の記憶ブログ

AYNIW TEPOのベース堀 一也によるBlog日記

真夜中に

油断していると海馬に定着せぬまま記憶がアルコールと共に流れて行きそうだ。

書き留めておきたい。

 

先日台北でライブした話。

 

4年前AYNIW TEPOで野外フェスに出演して以来二度目の台湾。当たり前の話かもしれないが、以前よりこの国に親近感を覚えたし台北という街が好きになった。だが同時に話したいことや聞きたいことも増えたので、言葉の壁が大きいって事も痛烈に感じた。

 

知り合って10年くらいは経っているが、昨年末からベースでサポートさせて頂いてるバンドmonocism。monocism (モノシズム) はボーカルギターの松浦さん、ギターの北村さんの2人がメンバー。ドラムの岸さんと私がサポートで入っている。

 

雑な紹介だが、

松浦さんは元Judy and MaryYUKIさんのソロ曲とか、My Little Loverの曲提供など作曲家として長く活動されて来て、今は顕微鏡の世界にも入ってその写真がNational Geographicに取り上げられたり、個展したりと多才な方。

 

北村さんは大阪でたくさんの生徒を抱えるギター講師でロン毛でバンドリーダー。

 

monocism自体もフジロックとかメタモルフォーゼとかのフェスに出たり、作品を2枚リリースしたりと動いていたけれど、5〜6年の休止を経て、今回新しい作品を携え活動再開という感じ。

 

音は以下のBandcampで聴けるし購入もできます。俺は制作に関わっていないが、新しい音源もあるので一度聴いてみて欲しい。

https://monocism.bandcamp.com/album/fukou

 

今回はTHE WALLという大きめの所謂ライブハウスという感じの会場だった。

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日本からcruyff in the bedroomという老舗級シューゲイザーバンドとシューゲイザーアイドルと言われる4人組のアイドルRAYが出演し、台湾からDOODLEが出演していた。

 

オープンから目の前でそのアイドルのチェキ撮影会が行われ、未体験の光景に思わず呆然としたが10代の彼女達のエネルギーを目の当たりにして、応援したくなる気持ちも少しだけ分かった気がした。

 

monocismは年始からリハを重ねて今回俺が入ってから初ライブだったので、少し緊張感はあったけれど会場の大きさと音の気持ち良さに高揚感が勝った。お客さんの反応もたくさんあって、他のメンバーが手応えを感じているその表情を見てサポートを引き受けて良かったと少し安堵した。

 

食事については、台湾のほぼ全ての料理に入っていると言える香辛料八角が少し苦手ではあったが、適量であれば食べられるし美味いことも今回知った。

 

自分が音楽でできる事というのはこの歳になっておおよそ分かって来ていて、それが活かされる機会がもっと欲しいし金も欲しい。帰り飛行機の窓から台北の夜景を見ながらそんな事を考えた。

 

今は2日後のAYNIW TEPOのライブでAYNIW TEPOの曲を鳴らす事ができるのが嬉しい。

良い夜にするので遊びに来て欲しい。

俺は待っている。

 

心斎橋CONPASSで

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