AYNIW TEPO Bass 堀 一也の記憶ブログ

AYNIW TEPOのベース堀 一也によるBlog日記

春の陽気

2015年の空気を振動させながら吹き込まれた歌とピアノと言葉と情景が、2020年のこの両耳と生活と景色に向かって今日あたかも初めて奏でられたように聴こえて来た。

森ゆにさんの『祝いのうた』というアルバムを聴いた。先日、奈良でスピーカー製作をしているsonihouse鶴林さんから教えて頂いた方。録音の際に鶴林さんの製作した12面体スピーカーが使用されたとのこと。

 

「もし世界中の人が今自分と同じこの曲を聴きながらこの同じ景色に立っていたら、全ての人が幸福になれたかもしれない」

音楽を聴きながら昔よく湧いていたこの感情がタイトル曲 "祝いのうた" を聴いて久しぶりに蘇った。生涯聴き続ける曲に出会った。

 

近況としては、

3月LOSTAGEのライブは全てキャンセルや延期になったが、飛行機のキャンセルはできず。

その結果奈良と長崎をなかなかの頻度で移動してスタジオリハを重ねている。お金にはならないが演奏の精度は着実に上がって来ている。

スタジオで演奏している瞬間も二度と戻らない、そう噛み締める時もある。

AYNIW TEPOの新曲達も一歩ずつ完成に向かっており、4/24の奈良NEVERLANDのライブは皆が聴いたことのない曲ばかりを演奏したいと思っている。

 

あと長崎にオープンした "and MOON cafe" 。今のところ毎営業日地元のお客さんでいっぱいになる状況で、美里は特にだと思うが幸せな気持ちにさせて貰っている。こんな時だからこそ誰もができるだけ良い時間を逃さず過ごして欲しい。

近日店内にsonihouseのブックシェルフ型のスピーカーを設置予定なので、それもまた詳しく紹介します。オーディオもきっと心の潤いをたくさんくれるはず。

 

今週二度目の長崎、奈良移動。

俺はいつも"どこでもドア" が作られるのを待っている。

f:id:KazuyaHori:20200320164810j:image