AYNIW TEPO Bass 堀 一也の記憶ブログ

AYNIW TEPOのベース堀 一也によるBlog日記

イメージは生きているか

時々想像してみる。

法律も警察も無くなった世界のこと。

 

その中で自分は良い奴、悪い奴とどう折り合いを付けながら生活を渡って行くのか。

想像してみる。

 

ピエール瀧氏のニュースがあってから、報道や会社の対応、世の中の風向きに苛立ちをおぼえながら、ただ自分への集中力は乱さないよう、思うことの大半は噛んで飲み込んだ。

 

先週末は地元の後輩ギタリスト、T (spiritual garden)と堀本 (Andrew Kitchen)が出島に遥々やって来た。

 

3泊4日の旅でひたすら酒を呑み、美味い飯を喰らい、フェリーから海の景色を、山からは街の景色を堪能し、最終日に初ジャズセッションを体験した二人は清々しい表情で長崎を去っていった。

 

ステージには死ぬほど緊張感が漂っていたが、俺には美しく映っていた。

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あとは遊びに来てくれた長崎クルー、ギターの塩見さん(オオサカズ)も攻めまくりの演奏でキング感を見せつけていたし、ドラムで来てくれた藤林君(ex.Special Favorite music)もブランクも何のその、光るプレイだった。

 

長崎のジャズシーンに真っ先に飛び込んで今も切り拓いているベースの田川さんにもリスペクトを送っておきたいと思う。

 

それから3日間の休暇の間に

出島宅の近所にある絵本美術館に美里と行って来た。

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国内外の絵本を販売、展示しているセレクトショップのような所。面白い場所だった。

 

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同じ建物でやっていた大道あやさんの展示へ。

彼女は50歳で花火師になって、花火の事故で夫と子供を亡くし60歳で絵を描き始めたという。

 

植物や動物や虫達が一箇所にたくさん描かれた色彩豊かな世界に何とも言えない幸福感と家庭感を感じた。

 

 

今日からは奈良でまた3日間AYNIW TEPOの制作の為にスタジオ。

4人で作る音楽に少しずつ輪郭が出てきたところ。

 

生きるにはイメージが大切だ。

それは全員に言えることだ。