THROAT RECORDSにて
昨日は昼から久しぶりにTHROAT RECORDSへ。
近況など五味岳久と語らう。
大体がバンドの話ではなく、生活や家族や地元の話。
最近は以前のように頻繁に来れていなかったが、たまたま店内に居る時に店に一本の電話が。
以前AYNIW TEPOの曲を地元のラジオ番組で聴いてピンと来たらしく、ファッションショーで作ろうとしている衣装のイメージにぴったりだったので、ぜひショーで音を使わせて欲しいという内容の電話だった。
電話口を岳久と交代して話す。
ミニアルバムFLOWERSを店頭に買いに来て下さった時も俺がたまたま店内に居て話したとの事で、二回目の偶然に驚いた。
AYNIW TEPOの曲はJASRACなど著作権管理団体に管理委託していないので、自由に使って下さいと伝えると、ショーとライブのコラボでできたら嬉しいとの話。
詳細はメールで下さいって事で話は終わったが、たった一回のラジオで聴いてアーティスト名もうろ覚えでレコ屋に駆け込んでくれたり、レーベルに電話で問い合わせてくれるっていうのは嬉しい事だ。良い形で実現できれば良いなと思う。
レコード屋でこういう事が起こるのもなんか良い。
岳久が店内で流していたskrew kid (名古屋の人だったかな?)という人の2018年リリースの(S)というアルバムを一聴惚れして購入。
チルっぽい緩いヒップポップからギターローファイ感、暖かなエレクトロ感まで内容も素晴らしかった。
お薦めしておこう。ちなみにインストアルバム。
THROAT RECORDSには色んな国内のアーティストが友達を介して集まって来るので、直接岳久が話してアーティストから買い取った音源なんかも色々とあるから面白い。
まだ名前を一度も聴いたことのない、そういう音源を俺はこのレコード屋でよく買っている。
作った人の名前が野菜や特産物それぞれに書いてある八百屋で買い物をする感覚かな、そういうのに近いものがあるかもしれない。
そういうの好きだ。
ネットで味わえない醍醐味を探して生きる。
楽しみはこれに尽きるのかもしれない。