奈良での日々
久しぶりにTHROAT RECORDSへ。
淹れてもらったコーヒーを飲みながらお互いのバンドの近況と地元であった珍事件などを聴取。
店頭にあったGil Scott-Heron and Brian Jacksonの ”From South Africa To South Carolina” を購入。帰って針を落とすのが楽しみだ。
そう言えば
高速餅つきでお馴染み、奈良の名物とも言える餅屋中谷堂さんがAYNIW TEPOのアルバムポスターを貼ってくれていた。
違和感がないことはないが、オーナーさんは昔からこうやって美里と付き合いが長いのもあり、協力してくれる。
ありがたい。
他にもカナカナ、DRINK DRANK、プリン80、apa apa cafe、はなや北川など奈良周辺のカフェもポスター貼って応援してくれている。
感謝しかない。
やっぱ地元いいなぁ。
AYNIW TEPOのミーティング、そして年内ラストのスタジオリハがあった。
2018年の収支やリリースツアーの続きのこと、来年の動きなど確認。
やりたいことは山程あるし、淡い夢も見ている。ただ芯から震える感覚を頼りにやっていこうと思う。
そして年始からもアルバム『Beautiful Vibrations』を一枚一枚売っていく旅は続く。
アルバムまだ持ってない方はこちらから通販可能です。https://www.ayniwtepo.net
THROAT RECORDS店頭でも買えます。
2019年は
1月5日(土) 奈良NEVERLAND
1月12日(土) 京都UrBANGUILD
1月19日 (土) 岡山某所(近日発表)
1月20日 (日) 広島音楽食堂ONDO
1月26日(土) 大阪心斎橋Pangea (ツアーファイナル)
ぜひどこかで会えたら嬉しいなと。
インドに泣く
ここ数週間、先日の十三FANDANGOで観たライブでグッと来たものの、自宅や移動中に聴く音楽には感性の針が振れなくて困っていた。
特に焦っていないつもりだったが、日々のバンド業務疲れから少し滅入る時もあり、そろそろ癒しが欲しいなぁと思っていたところ。
そんな時に田川さんからラインが来た。
*注) 田川さん=ジャズベーシストで長崎の音楽クルー
AYNIW TEPOのアルバムの冒頭がシュブラクスミのカーネギーコンサートの冒頭とオーバーラップしてドキドキするとのこと。
シュブラクスミ(subbulakshmi)を俺は知らなかったので調べたところ、もう亡くなっているがインドの女性音楽家で、田川さん曰く彼女のカーネギーコンサートはヌスラットのパリコンサートと並んで良い作品とのこと。
感想が嬉しかったのと、田川さんが良いと言う音に間違いはないので調べたところ、YouTubeにカーネギーコンサートはなかった。
たまたま別の動画を観てみたところ、歌声が耳に入ってくるなり涙がじわ〜っと溢れそうになった。
何かを想う前に先に感動するなんてことは滅多にない。また魂の音楽に出会えた。
インドには何かある。
ここしばらくはインドに語りかけてみようと思う。
p.s.
12月19日(水)11時からKBS京都ラジオに美里と生出演します。(https://www.kbs-kyoto.co.jp/program/radio.htm)
『Beautiful Vibrations』から何曲か聴いてもらいながらアルバムについても話させて頂きます。
あと別番組の収録もあるので、それも楽しみです。
またアナウンスします。
ライブ動画と雑記
耳の調子が悪い。
先日友達にもらった置き針というヤツを首周辺に貼ってみて、今日はなんとかAYNIW TEPOのライブ動画の音の調整をやり終えてYouTubeにアップした。
2曲上げたので良かったら見て欲しい。
ラフなショット、音質だけどとても気に入っている。Yuki Akaseによる撮影。
ライブの質感は伝わると思う。
”A Seed's Story”
”Ivy”
気が付けば、最近あまり音楽をインプットをしていない。
脳は猛烈にサボりたがっている。
何を聴いているかと聞かれたらMr Eaziの新譜とNicola Cluzばかり聴いている。
明日はQueenの映画ボヘミアンラプソディを観に行く予定だったが、この分だと難しそうだ。
観たい映画、行きたいライブ、居酒屋、会いたい人、全てを網羅するのは難しいもんだ。
ぼちぼち行くしかない。
というかまず病院に行くべきだな。
そして洗濯だな。
p.s.
YouTubeはいいねやチャンネル登録で励みになるのでよろしく頼みます。
SOUNDS LIKE SHITを観た
長崎に戻って今日はHi-Standardのドキュメンタリー映画『SOUNDS LIKE SHIT』を観てきた。
意外に思われるかもしれないが、俺がギターを持って最初にやったのはハイスタのコピーバンド。
音源やビデオやバンドスコアも全部買っていた。
今でもライブ映像等はYouTubeでずっとチェックしているし、復活してからのハイスタにも陰ながら興奮している。
今でも思う事はとにかく曲が良い。
映画の感想。
規模がとてつもなくでかい、でもどこにでもあるバンドの話だった。
途中自分の昔のバンドの事と重なって、脳内は回想を繰り返していた。胸が少し痛んだ。
そうあの時はあれで精一杯だった。
存在するバンドの数だけドラマがあって、それら全てが映画化されなくても、俺は色々なバンドやアーティストを目撃して来たし、これからも現場でその行く末を観て行くだろう。音楽が好きな人達はこれに似た気持ちをきっと持っていると思う。
Hi-Standardにしても、今なお続いているからこそメンバー誰かの視点ではなく大きな視点で語られる。これは偉大なことだ。今のバンドの状態を見て心からおめでとうございます、そういう気持ちになった。
生活含め自分も一つ一つ丁寧に続けていよう。
そう思った。
夜は思案橋でジャズセッション終わりの田川さんと合流し、音楽の話を肴に三軒ハシゴして帰宅。
束の間の休みはそんな感じで終了した。
十三FANDANGOを観た
今は飛行機の中。
二日間の滞在だったが、二日酔いも含めるとほぼ十三にいたようなそんな気分だ。
十三FANDANGO、
関空から難波まではバスに乗り、難波から地下鉄御堂筋線で梅田まで、梅田から阪急線に乗って十三駅。十三駅から徒歩で10分程度。
自分がライブする時も、誰かを観に行く時も、奈良からは車で行っていたので、初めての電車だったが意外とややこしかった。
一癖ある音楽や人間が似合うハコ。そして背筋が伸びるピリッとした感じもある。
十三FANDANGOが十三FANDANGOとしてあの場所にいるのは来年の7月までとのこと。
まず今この企画を十三FANDANGOでやるセンスとユーモア。この2バンドならではのアンテナだなと思う。愛すべきロックバンドだな。
2DAYSの祭りで俺は2日目だけの参加だったが、お客さんもパンパンでめちゃくちゃ楽しんでいた。
LOSTAGEと8otto、この2バンドとは何度も一緒にライブやツアーをしてきたが、いまだに刺激を貰う。この日も素晴らしいライブでフロアを楽しませていた。
個人的なハイライトは8ottoがBon Joviの ”Livin' On A Prayer” をやってギターの亮君が歌っていた辺り。
てな具合で年始 1/5(sat) のTHROAT RECORDS presents ”大新年会2019” がより楽しみになった。
AYNIW TEPOはリリースツアー中の地元奈良ってことで楽しみにしていて欲しい。
チケットも発売開始しているのでよろしく。
THROAT RECORDS presents
[大新年会2019]
act
ASPARAGUS
8otto
AYNIW TEPO
LOSTAGE
and more...
OPEN 17:30 / START 18:00
ADV 2800yen+1d / DOOR 3300yen+1d
TICKET : THROAT RECORDS店頭 / NEVERLAND店頭 / e+ / LAWSON (L56085)
明日を待ちながら
omaから連絡が来た。
DJイベントで早速AYNIW TEPOのレコードをかけたよとの報告。
自分でも驚いてしまうくらい、
レコードをかけて貰うってこんなに嬉しいものなんだなと思った。
音も良かったとのことで安心した。
共演のDJがそれを聴いて気になっていたらしくジャケットを見せてあげたとのこと。
こうやって一枚ずつ、一人ずつ何気なく伝わって、自然と連なって行きますように。
後付けだがBeautiful Vibrationsという名前にはそういう意味合いも含んでいる気がする。
omaは今作アルバム初回盤の特典であるリミックス音源3曲の内の”Surfin'”をフロアライクなビートにリミックスしてくれた男。
omaはTHA BLUE HARBのO.N.O氏のレーベルSTRACTに所属するトラックメイカーで、ライブやツアーでO.N.O氏と共に活躍中だ。音がカッコいいのは分かっていることだが、何より遊ぶこと
への姿勢が素晴らしい。誰よりも先に来て、そして最後まで遊ぶお手本のような男だ。
先日のリリースイベント東京編でDJをやってくれたRegaの竜二も今までDJのイベントでAYNIW TEPOを頻繁にかけてくれていたらしい。
本当元気をくれる。
今は長崎出島から大阪十三へ向かっている。
十三FANDANGO、
老舗の十三FANDANGOが移転になるってことで、バンドの聖地とも言えるあの場所でライブが観られるタイミングも残り僅かだろう。
(いつかのFANDANGOのボス加藤さんの誕生日イベント)
これはどうしても参加しなければいけない祭だ。
飛行機の座席でブログを書いていると、
テレビ収録で弾丸大阪へ飛ぶ同僚オオサカズのギター塩見さんと偶然隣になった。
そして今はすっかりいびきをかいて寝ている。
今日もペパリーゼがものを言う夜だな。
燃え尽きた
堀はハイになり、灰になった。
始まったリリースツアー”Beautiful Vibrations2018-2019” の前半戦とも言える東名阪が終わった。
下北沢ERAの夜。
暖かなお客さん、
mahol-hulとROTH BART BARON、DJ Ryujiと下北沢ERAのスタッフ、そして仲間の協力もあり、二度とは味わえない素晴らしい夜になった。
(打ち上げの写真しかない)
この2週間、アルバムを作ってお店にお願いして卸したり、告知をしたり、MVを公開したりと色々やってきた。
だけど暖かい拍手の中アンコール2曲をやり終えステージを降りたあの時に、初めてスタートラインに立てたと思えた。嘘偽りのない感触に思えた。
確かに何かが始まった。
この歳で初めて実感できることもある。
11/22 下北沢ERAセットリスト
1. Snow Mountain
2. Regal Song
3. Yan-Yan
4. Interlude
5. Reminder
6. Family Train
7. A Seed's Story
8. Ivy
9. Beautiful Vibrations
encore
10. Gingko
11. Surfin'
振り返ってみると、
まず共演したmahol-hul。練り込まれたツインドラムは絶品で見応えあり、ジャズとロックギタリストのツインギターの絡みも面白い。楽曲は絶妙なポップ配合が成されていて流石だった。何より楽しませる人柄が全面に出ていて、終始笑顔になってしまうライブだった。
ROTH BART BARONは音楽としての根っこの強さ、フォークから来る曲や歌の強さに今作のシンセやビートの新しさも加わり、半端ない高揚感があった。何よりボーカル三船君の音楽の力を心底信じているあの輝きが素晴らしかった。
とにかく
音楽いろいろあって良いなぁ。
当日サウンドチェック前に新代田にあるcinema staff辻君のレコード店LIKE A FOOL RECORDSに行きアルバムを納品した。
辻君も今回のアルバムを気に入ってくれていて、Stereolabの過去作再発の流れもあってグッと来ているとのこと。ありがたい。
レコード買ってくれて嬉しい。
これを機にプレーヤーを買うと言ってくれる人もいたりして。インテリアの為に買ってくれてもいいと思う。
12月はスケジュールなし。
当初EUツアーの予定だったがカップリングで回る予定の向こうのバンドとスケジュールが合わず今回は見送ることに。
年明け2019年1月からまたツアーの続き。
よろしくダヨ