葉巻と冤罪
今日は休みだったので、街に出た。
目的は何でも良かったが、シガーカッター(葉巻の吸い口を作るカッター)を買う為にした。家に籠っているのにも嫌気がさしていた。
先月友達のomaが連れて行ってくれた東京のシガーバーで葉巻の美味しさと楽しさに気付き、お酒や珈琲、料理もより楽しくなりそうな気がした。
長崎駅前にあるショッピングモール内にある東急ハンズへ。店員さんにも確認したが長崎の店舗には取り扱いが無いとのこと。
付近の雑貨屋にも気を配ってうろうろしたが、
結局スターバックスで珈琲豆とフィルターを買い、イオンで鍋の具材と晩酌用のシャンパンを買って帰宅。
俺のこの新たな趣味も小さな世界かもしれないが、たくさんの美学が詰まっているので楽しそうだ。
最近のこと。
先週くらいから日本の冤罪事件を調べている。理由は分からないが。
事件名などはいちいち上げないが無罪が晴れる前に死刑が執行されたパターンもあるし、刑期を終えてから真犯人が名乗り出て無実が証明されたパターンもある。
警察はなんなのか。
俺も過去にヤバい状況で警察署に駆け込んで助かった経験もあるが、その警察が組織のメンツを保つ為に証拠を捏造して罪のない人間を刑務所に閉じ込め人生を狂わせることも事実としてある。
裏金で動く事もある。
腹がよじれる様な怒りに襲われるが、そもそもそういう世界に自分が生きているのも知っている。
正しい行動とは何なのか、それ自体は何となく分かるが正しい判断を死ぬまで続けられる人間も存在しない。
報道やメディアも正しいと感じる瞬間もあるしそうでない時もある。
今日の本田のゴールの様に結果が何よりも大衆を納得させる事はわかっているが、俺はその裏にある美学に何よりも高ぶっていたい。
ベランダで葉巻を吸いながらシャンパンを飲み、Gang Gang Danceの新譜を聴く。
不思議な音源だ。
彼らが今どんな環境、感性で音楽をしているのか想像しながら煙を追いかける。
写真は先日の京都で出会った気持ちの良い男(イベンター) ※文脈とは関係なし